読書チャレンジ1冊目です。
昨日が職場の飲み会で昼過ぎに起きるという幸先の悪い春休みのスタートを切ってしまいました笑
kindle版を購入していたので、お風呂に入りながら読み、読みきれなかった後半をお風呂から出て読みました。
橘玲さんはtwitterで話題になっていたことから知りました。
著書は全て読んでいる訳ではありませんが、読んだ著書には「どうすれば幸せになれるのか」という人生最大のテーマについてわかりやすく書かれていて、とても勉強になります。
・橘玲「人生は攻略できる」
本著は大きく2つに分かれています。
世界編と攻略編です。
世界編では、自分たちが生きている国や世界について、これから歩んでいく人生について書かれています。
攻略編では、「人生」というゲームをいかに有利に進めていくかという方法論が書かれています。
この本は橘玲さんの考えがまとめ的に書かれている本なので、今までの著書を読まれたことのある方には目新しいことは書かれていませんが、橘さんの考えに触れる入門編としては最適な本だと思います。
では、著者の考えの中で僕が学びになったことを一部紹介します。
幸せになるには
著者は、「幸せになるためには」3つの重要な柱があると言っています。
3つの柱とは、「人的資本」「社会資本」「金融資産」です。
1つ目の「人的資本」とは、「労働力」です。
会社で出世をして認められるたり、誰かに価値を与えたり、誰かの役に立ったりすることがこれにあたります。
2つ目の「社会資本」とは「人とのつながり」のことです。
家族や恋人、地元の友達などとのつながりがこれにあたります。
3つ目の「金融資産」とは、「自分が保有する資産」のことです。
貯金や保有している株などがこれにあたります。
この3つの柱のうちどれか1つでも土台として機能していれば、「人は幸せになれる」と述べています。
「人的資本」が土台になっている人は、ベンチャー企業を立ち上げ、世界を変えてやると意気込んで仕事に没頭しているような人です。仕事にやりがいを感じ、恋人も作らず、安い給料でも、会社を大きくしようと努力しています。(ソロ充)
「社会資本」が土台になっている人は、休日には恋人とデートをしたり、休日には地元の友達とBBQをしたりと周りの人との関係性につながりを大切にしています。(プア充)
「金融資産」は仕事をしていなくても、不動産などの不労所得で1年間に1000万近く稼いでいます。タワマンに住み、稼いだお金で高級車に乗り、美味しいご飯を銀座で食べているような人です。(退職者)
3つの柱のうちどれか1つでも土台として成り立てば、幸せになれる。
もちろん、1つ以上の柱を土台とすることができれば言うことはありません。
他にも、僕はこの本を読んで「金融資産」の増やし方にとても共感しました。
そして、さらに学びたくなりました。
教員はどうしても狭い価値観に縛られがちです。
競争原理のない、利益を求められない世界で生きています。
もちろん、それはメリットもありますし、デメリットでもあります。
「お金」についての正しい知識をもち、これからの時代を生き抜いていくことができるよう学びを止めないようにしていきます。