読書チャレンジ2冊目です。
今日の午後は盛大に昼寝をかまし、21時過ぎに起きてしまったので焦って電車の中で記事を打っています。(今から居酒屋に飲みに行こうとしているバカ笑)
中村健一さんは自分のことを「腹黒教師」とおっしゃいます。
「腹黒」と聞けば悪いイメージですが、言い換えれば「戦略的」です。
つまり、中村先生は「腹黒教師」ではなく、「戦略的教師」だと思っています。
この「ブラックシリーズ」は僕の大好きなシリーズで再読になります。
初めて読んだ時に僕と同じ人がいる!(中村先生に失礼)と感じました。
教員になる方はとても真面目です。
「ずるさ」を嫌う方が多いように感じます。
僕は真面目ではないので、「ずるい」人間です。
自分が周りからどう見られているのかは計算して振る舞います。
やっかいな保護者にはVIP対応をします。
もちろん子供にもえこひいきをします。
それは自分が仕事をしやすくするためでもあり、学級全体のためでもあります。
周りの保護者と同じようにやっかいな保護者に対応をし、ご機嫌を損ねて毎日電話や連絡帳対応に追われて時間を奪われるくらいなら、VIP対応を何度かすることで上手く付き合っていくほうが絶対良いです。
そして、空いた時間は授業準備や学校のため、子供たちのために使えばいいと思います。
僕たちの仕事の目的は目の前にいる子供たちを成長させることです。
その目的のためならば「ずるい」こともするし、「腹黒教師」にもなります。
「ずるい」ことは、目的さえ間違えなければ僕は必要な手段だと思います。
それをこの本からは学ぶことができます。
具体的な保護者対応術や職員室での立ち回り方がたくさん紹介されているので、とても参考になります。
特に保護者対応術の中でも「記録を連絡帳に残すな!」は大共感です。
僕も大きな問題に発展しそうな連絡については、絶対に連絡帳でのやり取りはしませんん。
記録に残るからです。
必ず電話でやり取りをしています。
「腹黒教師」ではなく「戦略的教師」であれ!