「PA」という言葉をtwitterでもよく目にすることが増えました。
PA(プロジェクト・アドベンチャー)とは、様々な活動を通じて、気付いたことを成長につなげていくものです。
岩瀬先生の本を読んでPAに出会い、学級経営に取り入れてきました。
PAについては、あお先生のブログで紹介されていたので、ぜひお読みいただければと思います。
今、担任している子たちはもう少しで卒業します。
男女の仲もよく、集団としても少しずつ育ってきていると思います。
しかし、もっと良い集団に育てたい。
そこで、「パイプライン」を2学期に取り組んでみようと思っています。
1 パイプラインについて
全員でパイプをつないで、ビー玉(他の玉でも可。ビー玉をピンポン球などに変えて難易度を変える。)をゴールまで運ぶ。
ゴールにはバケツを置いておき、バケツにビー玉を入れられたら成功。
すずすけ先生のブログでも紹介されていた動画を以下に載せました。
動画で見るとイメージ湧きますね。
1グループは10人程度。
<進め方>
①ゴールを共有し、どんな言葉かけをすればいいかを考える。
②グループで10m先のゴールに向かって並ぶ。
③ゴールを目指して、全員のパイプをつなぎ、玉を転がす。
④自分のパイプに玉があるときは、歩いてはいけない。
⑤玉が落ちたら最初からやり直し。
⑥玉がバケツに入ったら成功。
⑦途中や終わりに振り返りをし、成功に向けてグループで考えさせる。
参考文献
「子どもたちが主役!プロジェクトアドベンチャーでつくるとっても楽しいクラス」
(甲斐崎博史著、学事出版)
2 準備するもの
僕のクラスは30人なので、7〜8人の4つのグループに分かれて体育館で行うつもりです。
<準備するもの>
・ビー玉 4つ
・ピンポン球 4つ
・スーパーボール 4つ
・パイプ 30本
・バケツ 4つ
ビー玉やバケツなど、100均や学校にあるものはすぐに準備できるのですが、困るのは最も必要なパイプですよね。
パイプラインキットが売られているようですが、現在売り切れ中。
値段も14000円と結構高い・・・。
でも、やりたい!
トイレットペーパーの芯だと柔らかいし、短い。
サランラップの芯だと硬いけど、なかなか集められない。
何かないかなあと悩んでいたときに、印刷機のマスターの芯を思い出し、コツコツと集めること31本。
あとは、半分に切るだけ。
図工の先生に糸のこ盤(正式名称を初めて知りました笑)をお借りして、31本を切りました。
かかった時間は25分。
思ったより時間がかかりませんでした。
これで全て揃った!
3 先生方の実践
まずは真似ること。真似てやってみて、振り返り、次に生かす。
ネットで見つけたお二人のブログを貼らせていただきました。
伊垣先生の実践。
すずすけ先生の実践。
すずすけ先生のブログはパイプライン以外の実践も詳しく載っていたので他のPAも真似できそうですね。
2学期に実践したらブログに追記します。
わくわくする。