良い授業の定義とは?
良い授業とはどんな授業なのかについて考えてみました。
授業を評価するのは、授業を行う教師と授業を受ける子供たちの2つの視点で語られるべきだと思います。
授業を見る人が変われれば評価もさまざまです。
例えば、校長先生から見れば「このクラスは落ち着いていて、学習規律が素晴らしい。」となるクラスでも、実は学習に意欲がなく発言しようとしていないだけかもしれません。
また、保護者から見れば「たくさん手をあげている子がいる。うちの子も発表しているわ。」と見えていても、教師の発問が学習のねらいとずれていては意味がありません。
クラスの本当の実態を知っているのは担任ですし、その当事者である子供たちです。
周りの評価ではなく、担任と子供たちの両者がよい授業だったと評価する授業がベストだと考えます。
そして両者がよい授業と評価する授業とは、「学習のねらいが共有されていて、子供たちが意欲的に学習に向かい、ねらいが達成されている授業」なのだと思います。
このような授業であれば子供たちも「よい授業」であったと評価するのではないでしょうか。
子供たちは得てして間違います。
「楽しさ」をはき違えます。
僕もたくさん履き違えて授業をしてきました。
本当の学ぶ楽しさは、わかることやできるようになることです。
教師だけの満足ではなく、子供たちも満足できる授業を目指します。