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仕事や趣味、旅行、日々感じたことなどをたらたらと書くブログ。

タイムリミットは「学校が締まる時間」ではなく「定時」である。

1時間ワークシートを作る時間があれば、既存のワークシートを15分で見つけて残った45分で教材準備をすればいい。

コロナウイルスによって、学校が臨時休校になり、各校で家庭学習をさせるために課題を出すことになりました。

あなたはどちらのプリントを課題として出しますか。

 

A 1時間教科書やテストとにらめっこしながらゼロから作り上げたワークシート

B 民間の教材会社が作成したフリー素材のワークシート

 

学校の先生はとても真面目です。

Aを選ぶ方が多くいるように思います。

少しでも子供たちの理解が深まるように、学習のねらいに沿った課題を出そうと努力される方がたくさんいます。

 

僕はBを選びます。

Bなら15分もあれば、いくつかあるワークシートの中からより良いものを取捨選択できます。

もちろんAのプリントよりは質は劣るかもしれません。

テストに向けて足りない内容かもしれません。

それなら足りない内容はテストに向け、子供たちに自主的に学習に取り組ませましょう。

教師がすべて用意する必要はないと思います。

プリントを用意するのにかかった時間は15分、Aと比べると45分短く仕事が終わりました。

その45分を子供たちの学力向上に向けて別の仕事に取り組んだ方が効果があるのではないでしょうか。

 

教師が考えるべきは、その仕事にかけた時間に対して、どれだけのリターン(子供たちの学力向上)があるのかということです。

完璧なプリントがあればそれにこしたことはありません。

しかし、そのプリントを作るのに1時間かけることは果たして必要なのでしょうか。

そんな視点をもちながら仕事に取り組めるようになると、自分の働き方が変わっていくような気がします。

 

くれぐれもタイムリミットは「定時」です。

「学校が締まるような21時とか22時」ではありません。

勤務時間内に子供のためにより良い仕事を終えれるような時間の意識をもちたいですね。

 

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