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2020読書記録 6冊目「夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神」

大好きな水野敬也さんの「夢をかなえるゾウ」シリーズの第4弾です。

象のキャラクター

このシリーズはとにかく読みやすいです。

1度読み始めると読み終わるまではあっという間です。

そして、読みやすい面白さだけでなく、とにかくためになる本です。

 

今回のテーマは「死と向き合う」です。

「死」は多くの人にとって恐ろしいものです。

人生100年時代と言われる現代で、僕も「死」を意識しながら生活することはほぼありません。

しかし、「死」は必ず誰にでも訪れます。

それは100歳を迎えたときかもしれないし、もしかしたら明日やってくるのかもしれません。

「死」は生きている限り常に隣り合わせにあるものなのです。

 

この本で印象に残っているセリフがあります。

「諦めることと受け入れることは同じ意味なんだよ。」

僕は、心のどこかで「自分は特別な存在で、自分にしかできないことがある。」と思いながら生きてきました。

当たり前ですが、そんなことはなく、僕はどこにでもいるような普通の人間です。

そんな自分を受け入れる=諦めることも大切なのではないかと、この本を読んで考えました。

何をしたって大した人にはなれないよと諦めるのではなく、良い意味で自分を諦める=受け入れるのです。

 

「足るを知る」という言葉が近いのでしょうか。

自分には知識が足りない、人望が足りない、お金が足りない。

足りないものを満たそうとすると自分の欲求はどんどん膨らんでいきます。

欲求が満たされても、その欲求はさらに膨らんでいき、止まることはありません。

欠乏ベースの人生には終わりがないのです。

自分にはこれだけ知識がある、これだけの人が自分を大切にしてくれていると今の自分の現状に目を向ける生き方もあるのだと本書から学びました。

 

そして、「死」についても、もう1度しっかり考えてみたいと思いました。

「死」について考えることは「生」について考えることです。

自分の人生や命について考えさせられる素晴らしい1冊でした。

 

 

 

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