9月に新学期を始めれば、全てが解決できる!
果てして本当にそうなのでしょうか。
そもそも、なぜ「9月入学・9月新学期」論が浮上したのでしょうか。
以下に挙げられている2つの理由を挙げてみました。
①コロナウイルスによる感染が収まる
②オンライン学習に向けての時間の確保
では、まず①についてです。
学校を再開するとしているGW明けにコロナウイルスが終息している可能性はほぼありません。
5月以降も休校の対応が長引くことが考えられます。
しかし、9月になればおさまるのでしょうか。
多くの専門家の方が2022年まではこの状況が続くだろうとしています。
9月から新学期を始めたとしても、今よりも劇的に状況がよくなっていることは考えにくいです。
続いて②についてです。
9月から新学期を始めることで、それまでにオンラインでの学習を学校がスタートできる体制を整える時間を確保するという考えです。
オンライン学習の体制を取るのであれば、地域によっての格差があってはいけません。
公教育は平等であるべきです。
今年度からプログラミング教育が始まりますが、各学校の取り組みはいかがでしょうか。
正式にスタートすることがわかっていたのにも関わらず、校内のICT環境は整っていない学校が多くあるはずです。
地域によっての格差も大きいと思います。
オンライン学習を始めるためには予算も時間も人も必要です。
9月からの全国実施は絶対に間に合いません。
ちなみに各国も同じことを考えていて、タブレットやPCの生産注文が急増しているそうです。
そうすると発注をかけても、生産が追いつかない状態になることが予想されます。
これらを踏まえ、自分の考えをはっきりさせたいのですが、まだ結論が出ません。
明日のブログで自分なりの考えを書きたいと思います。