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仕事や趣味、旅行、日々感じたことなどをたらたらと書くブログ。

いよいよ学校再開まであと少し

学校再開まであと少しです。

今日は子供たちを教室に迎え入れるために教室整備に時間をかけました。

夏休み後に「子供たちと久しぶりに会える!」というあの嬉しさをはるかに超える嬉しさです。

 

ただ、不安も大きいです。

この状況に慣れすぎた子供たち。

「学校に行きたくない。」と思っている子が半分以上はいると考えています。

いつものようなスタートでは絶対にいけない。

コロナの感染を怖がっている子もいるはず。

いろんな子供の気持ちに寄り添いながら、ゆっくりと学校生活をスタートしていくつもりです。

学習はもちろん遅れていますが、学びの前に心をしっかりと落ち着かせないといけません。

「ゆっくり、のんびり。」

そんな気持ちで子供たちと1週間をスタートしていきます。

 

ブログの毎日更新も一旦お休みします。

1週間に2、3回更新くらいのペースでゆっくりすすめていきます。

 

 

 

 

 

 

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周りにギブする人になる

周りに与えられる人のことをギバー(giver)と言います。

プレゼント箱を持つ人のイラスト(男性)

人間は3種類に分けられます。

与える人(ギバー:giver)と奪う人(テイカー:taker)とバランスをとる人(マッチャー:matcher)の3種類です。

 

何か探し物をしていたり、PCの操作方法で困っている人がいたら、自分の仕事は後回しにしていつも周りを助けている人。

この人はギバーです。

誰かが一生懸命作成した資料を我が物顏で管理職に「終わりました。」と自分の手柄のように横取りしてしまう人。

この人はテイカーです。

この前、重い荷物を一緒に運んでくれたから、今日は私が教材準備の手助けをしようと受けた恩を同じ分だけ返そうとする人。

この人はマッチャーです。

自分はどれにあてはまるかな、職場の○○さんはテイカーだな、マッチャーだなと当てはまる人を思い浮かべてください。

ちなみに、この3種類の中で一番成功するのはギバーだそうです。

 

しかし、気をつけなければいけないのはギブの仕方です。

ギブするときには相手にも自分にも利益が得られるような関係を目指すことが理想的です。

つまりWIN-WINの関係です。

何も考えずに相手にただ尽くし、自分を犠牲にしたギブを行っていると、自分をダメにしてしまいます。

 

 

これは子供同士の関係づくりにも言えると思います。

学習の理解がすすんでいる子に”ミニ先生”になって、「友達に教えてあげてね。」と頼むことがあります。

中学年ぐらいまでは喜んで教えにいきます。

しかし、高学年にもなると恥ずかしくなったり、面倒臭がったりする子があらわれます。

そんな子には教えることのメリットを伝えます。

「頭で理解している内容を言語化して友達に教えることで、さらに自分の理解を深められる。教えることは相手のためにもなるし、自分のためにもなるんだよ。」

子供の中にもテイカーは必ずいます。

子供同士の関係性を築くときにもギバー、テイカー、マッチャーの関係性の視点をもつと指導の幅が広がるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

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大人が学ぶ楽しさを味わう

「学び」は本来楽しいものであるはずです。

マラソン選手のイラスト(男性)

昨日読んだ本が僕的に大ヒットで楽しくてしょうがありませんでした。

読後に書かれていた内容について考えている時間、にやにやが止まりませんでした。

「学ぶ」ってこういうことなんだと思います。

コロナウイルスで大変な対応が続きますが、「学び」の楽しさを子供に伝えられるような教員であるために、自分の学びをやめずに続けていきます。

 

今、考えているのは校内の若手研・学年研の実施です。

・毎週1回、朝活として若手の教員の学びの場をつくる

・学年会の実施に合わせて学年研を実施する

一人での学びを広げていくことを今年はすすめていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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「考えること」を大切にする

すぐに答えを求めず自分の頭で考えることは大切です。

クイズに答えている男性のイラスト「マル」

一昨年、一緒に学年を組んでいた学年主任の先生を尊敬しています。

その理由の一つに若手の意見を尊重してくれるということがあります。

 

学年会をする中で、学年としての答えを出さなければいけないときに「どうしようか?」と必ず若手に意見を聞いてくれました。

その度に「どうしよう?」と一度自分の頭で考えることができました。

 

いろいろなタイプの学年主任の方がいらっしゃいます。

正解を一緒に考える方や、自分なりの正解をもってきてぐいぐい引っ張りながら進めていく方。

もちろん正解はないと思います。

言われたことに首を振らずに思考を止めていた僕にとっては、その学年主任の先生のスタンスが成長させてくれたのだと思っています。

 

僕は今年で学年主任2年目です。

今はベテランの先生と組ませてもらっているので、まだまだ頼ってばかりの学年主任です。

でも、若手の先生と組んだ時には「どうしたい?」と声をかけ、考えさせてあげるような学年主任を目指します。

 

 

 

 

 

 

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語彙を増やす②

体験が語彙力を育みます。

虫取りのイラスト

前回の続きです。

 

②いろいろな体験をさせること

いろいろな体験は語彙力を育みます。

旅行を例にとってみます。

 

冬に北海道に2泊3日で旅行に行きました。

訪れた空港や観光地、宿泊した土地の名前を口にするでしょう。

千歳、札幌、旭川などの地名に触れます。

地図アプリなどで位置を確認すると地理的な知識も深まります。

札幌ではスープカレージンギスカン、海鮮丼を食べました。

ジンギスカンって何?」

「羊のお肉を焼いて食べるのよ。ラムは子供の羊で、マトンは大人の羊のお肉なのよ。」

こんな会話が生まれれば、食べ物についての語彙が増えます。

旭山動物園にも行きました。

人気のペンギンやアザラシを見ました。

ペンギンやアザラシの生態や種類について知りました。

帰りの飛行機の中で旅行を振り返りながら会話をします。

「今回の旅行楽しかった?」

「うん、楽しかった!旭川は思ってたより寒かったけど、ペンギンが見れてよかった!」

「どのペンギンが1番だった?」

「うーんと、イワトビペンギンが小さくてかわいかった!」

こんな会話を帰りの飛行機ですると、語彙のアウトプットができます。

インプットとアウトプットは1セットです。

 

旅行などの非日常な体験だけではないと思います。

公園で触れた植物、資料館で見た展示、遊園地で乗った乗り物など日常のすべてが体験に溢れています。

そこに大人が語彙を育てようという視点をプラスするだけで、子供の語彙はぐんぐん育っていくはずです。

学校も同じです。

校外に出る遠足や社会科見学で触れるものや人だけでなく、普段の学校生活の中でも豊かな語彙は育てられるはずです。

教師が語彙を育てようという視点さえ持っていれば。

 

 

 

 

 

 

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語彙を増やす①

語彙力と学力は相関性があります。

言葉狩りのイラスト

 

子供で上手な作文を書く子は総じて語彙力が備わっています。

どうすれば「語彙」は増やせるのか。

保護者からもよく相談を受けます。

・国語辞典を常に引かせない

・読書をさせなさい

この2つはよく言われているものだと思います。

保護者会などではこれに加えて、もう2つ伝えています。

 

①お家でのコミュニケーションを欠かさないこと

②いろいろな体験をさせること

 

 

①お家でのコミュニケーションを欠かさないこと

 語彙はインプットだけで終わらせては不十分です。

アウトプットできるようになるまでで1セットです。

「知っている語彙」を「使える語彙」にすることで、自分の考えや思いを的確な言葉で相手に伝えられる”語彙力のある人”になれるのです。

家庭での会話は仲の良い友達の会話とは違います。

 

友達同士の会話は語彙のアウトプットをサボれてしまうのです。

例えば「やばみ・卍・それな・わかりみ」などの若者特有の共通言語です。

「今日の授業まじやばみだわ。」

この言葉からはいろいろな感情や思いが読み取れます。

若者が使う共通言語は、多様な場面で使えるという汎用性があるがゆえに、語彙のアウトプットをサボれてしまうのです。

しかし、共通言語は「同じものやことを経験した」ことがベースとなり、力を発揮する言葉です。

家族に「今日の授業やばみだったわ。」と言っても、「それな。」とは返してくれません。

「今日の授業は先生の話が長くてつまらなかった。急にテンション上がって話し出すからみんなついていけなかったよ。」

このように伝えれば、自分の経験を家族に正しく伝えることができます。

家庭で過ごす時間の中に、家族が一緒に過ごしていない時間について話題に出すことで

会話の中で使う語彙が増えるはずです。

 

②については次回に続きを書きます。

 

 

 

 

 

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「健康」への投資

「健康」のために投資をしています。

2020年になり5ヶ月が経とうとしています。

今年は「体のメンテナンス」に注力しています。

コロナウイルスの影響も大きくありますが、「健康」というものへの投資を怠らないようにし、朝と夜の15分ずつのストレッチと筋トレは毎日欠かさないように行っています。

 

教員は過酷な労働環境で働いています。

子供達との距離感が近いという点においては、コロナウイルスだけでなくインフルエンザなどの感染症にかかるリスクがとても大きい仕事です。

まずは健康な身体を維持することができるように、栄養のある食事や十分な睡眠をとり、ストレス発散や筋トレなどにも取り組むことが大切です。

そして、「健康な精神は健全な肉体に宿る」という言葉があるように、子供に対して穏やかに対応するためにも健康維持は仕事にも大きく関わってきます。

人生100年時代を生きるわたしたちにとって「健康」は大きな資産です。

「健康」に投資することでよりよい人生を送るためにも日々の小さな習慣を大切にしていきましょう。

 

 

 

 

 

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